私は最近、東京都内にあるサークルを見学し、オーナーと話をする機会を持った。そしてサークルの運営状況及び会員の動向について知る機会を得た。また、ダンス教室に通うダンスサークルの指導者の所作を見るにつけ、ダンスサークルとは如何にあるべきか、会員の質の向上はどうすればよいのか疑問に思っていた。まず、現実を直視することから始めよう。
私の受けたサークルの指導者及び会員並びに関係者の印象を感ずるままに書いてみると、次のとおりである。ただし、お断りしなければならないのは、本稿で記述したのは私が見て聞いて知った事実を前提としているが、すべてのサークルで同様なことがあるとは思ってはいないし、私の批判がすべてに当たらないでだろうことはあらかじめ断っておく。
1 入会前
(1) 電話で会の状況を照会して来るときに、粗野な言葉と礼節にかける者が多いこと
(2) 先生のランクを聞いて、ランクが低いと言って会に入らない
2 体験入学/見学
(1) オーナーに断らずに入室する
(2) オーナーに断らずに勝手に授業に参加する者がいる
(3) 見学や体験入学した帰りに、オーナーに挨拶をしないで帰る者が多い
(4) 体験入学だけに来る者がいる(ノウハウだけ知って入会しない)
(5) 男性が横柄で、教え魔となる者が多い(このような者はほとんど入会しないそうだ)
(6) 見学時、そんなことできないのとばかりに、冷ややかな視線でレッスンを見ている(レッスンの雰囲気を悪くする)
(7) 見学した後は、主催者に何の挨拶もなく帰る人が多い。
3 入会後
(1) 先生や会員同士の挨拶がない。
(2) 男性の教え魔が多い
(3) 女性から男性に注文が多い
(4) 言葉や行動が粗野である
(5) 先生に対する対応が友達感覚
(6) レッスンで行うステップは、自分ではできてると過信して先生に指摘されたことを直さない
(7) レッスン料の支払いが悪い者がいること
(8) 女性会員の中で男性会員の奪い合いがあること
(9) 態度が大きい
(10)レッスン終了後も先生に質問をし少しでも得をしようとする。
4 講師/教え方
(1) アマチュアの場合
ア 小遣い稼ぎに教師を務めているところがある
イ 体系的でない
ウ 古い技術を教えている
(2) プロの教師の場合
ア 教室に生徒を連れて行くために利用している
イ 教え方が中途半端。肝心なことを教えない。
書くのが嫌になるほど悪いことばかりが羅列した。身に覚えがあるサークル関係者も多いことと思う。しかしこれが今のサークルの実態ではないだろうか。年輩者にもかかわらず、要するに、マナーやエチケットを知らない者が多いのだ。サークルは仲間づくりなどは良い面を持っていることは事実だ。それが会の継続性につながっていることは見逃せないことと思う。ダンスは見た目は華やかだが、底辺を支えている人達の行動は首を傾げたくなるような行動をとっている。ダンスのルールと言っても一般社会のルールと同じである。何も特別なことはないと思うのだが、言動に粗野なことが目に映るのは私だけではないだろう。ダンス関係者は、もっと紳士淑女であってほしいものだ。
ボールルームダンスの資料室
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