競技会における大会役員の不愉快な対応

1999,10,17
 池田市の五月山体育館で開催された競技会(1999,10,17)の会場入口での出来事である。
 競技会場の入口で大会役員が入場券を受け取って出入りをチェックしていた。 入場しようとした客が入場券と釣りのお金を手にしていた。客が入場券を出そうとしたら、役員が「(お金を指さして)そちらの方がいいな」などと二人で冗談を言い合っている。その客は役員に入場券を渡したあと一寸会場の外にでて、また入場しようとした。その時、大会役員は「入場券!」と言って入場券の提出を求めて入場を阻止した。
 客は再度入場券の提出を求められたので、「今、貴方と雑談して入場券を渡したではないか、一寸出ただけだから良いではないか、憶えていないのですか」などと話している。大会役員は「忘れた、一度(会場から)出たら入場券が無ければ駄目です」という。たしかに一度会場から退場したのであるから、再び入場する時には必要かもしれない。しかし、時間にして数秒のことである。
 客は役員から「一度入場した人が再び入場するには「再入場券」をもらって会場から出る必要がある」との説明を受けた後、再度「入場券」を入手して入場した。
 五月山体育館では、トイレに行ったり、競技選手が控室を往復するには一旦会場をでる必要があった。会場では再入場の手続きの案内はなく、その場のルールを知らずに起きたトラブルだが、出入口と役員との数メートルの間で行われた出来事に、ルールを知らない客が悪いのか、談笑して間もない目前の出来事でも「忘れた」などと機械的に対応するのが役員の職責(主催団体の経営姿勢)なのか、よほど頭が悪くて忘れたのか、浪花商法を身を持って教えていたのか、それとも関西人特有のジョークなのか、よく分からないが不愉快極まりない場面であった。評価は読者の皆さんにお任せするが、私には狭隘な心を持った人の意地悪以外の何者でもないように思う。
 タキシードを着て一見外見は紳士風然として格好は良いのだが、対応において寛容さがなかった。紳士は親切で笑みが似合っているし、些細なことにはゆとりを持った対応が必要である。ダンスは世事から離れ心にゆとりが必要なものと思っている。
 冗談と言って済ませば客への注意と役員の寛容さでその場は丸く収まると思ったのだが、そうではなかった。人は個々の小さなことから全体の印象を持つものである。例えばデパートの一店員の対応が悪いとそこの経営者の指導力や経営姿勢が悪いと感じ、デパート全体が悪いような印象を持つものである。大会役員のこのような対応からダンス界や主催者に対する印象が悪くならなければよいがと感じた場面であった。(1999,10,17)