批評・意見
パーティでのマナーについて (1997,8,3)
先日、あるダンス教室のパーティーに行ったときのことである。ダンス愛好家の立ち居振る舞いでたいへん不快に思ったことがあったので述べてみたい。
パーティは先生と生徒の演技発表や教室のスタッフによるショータイムがあって楽しいものであった。
ショータイムの合間には短い時間ではあるがダンスタイムがあって、誰もがフロアで踊ることができるようになっていた。
フロアには沢山のカップルが楽しそうに踊っている。私も相手をしてくださるパートナーと一緒にフロアに立って踊り始めたが、他のカップルとのトラブル回避に心遣いをしなければならず必ずしも十分満足する楽しいものではなかった。このときの不快の原因を分析すると次のようなものであった。
第一に、男性の左腕を横にのばし肘を張ったまま踊るリーダーが多いことである。
第二に、歩幅を大きくして動くことである。
第三に、衝突したときに挨拶がないことである。
狭いフロアで踊るのであるから少し肘を下げた方が皆が踊りやすいし肘を張ると衝突したときに危険であることを考慮べきである。
歩幅を大きくとってコンペのように動きたいのはわかるが、それは競技会でやればよいのであって、フロアが狭いダンスパーティで、そこは皆が踊れるように配慮すべきである。
しかし彼らは唯我独尊、他人のことなど構っていられない様子であった。少しリラックスしたホールドと周りに対する配慮がほしいものだ。
ダンスは楽しいものだが、フロアに立ったときの人の振る舞いによっては楽しくも不快にもなる。
衝突したときは軽く会釈をして詫びるなどすれば、ちょっとしたしぐさで不快なものも快く思うものである。
ダンスの愛好家は自分勝手で品格がない人が多いように思うことが時々ある。社会性がないといった方がよいのかもしれない。同好の士であれば皆が楽しく踊るために、パートナーや周囲に気づかいをしてはじめて楽しく踊れることを忘れないでほしいものである。それが社交ダンスのマナーであると思うのだが如何でしょうか。
(1997,8,3日本インターをTV観戦した日に)
