ワルツ
 
 ワルツには、スロー・ワルツとクイック・ワルツ(ウインナワルツ又はヴェニーズ・ワルツ)の二種類があります。
 ウイーンでは社交界にデビューすることを「デビュタント」と云うそうですが、デビュタントで正装した若い男女がウインナワルツを優雅に踊るシーンをTVで放映することがありますので見た方も多いことでしょう。
 デビュタントで踊るステップの数は少ないのですが、デビュタントに出るために何ヶ月も前からワルツやポルカの練習をするそうです。
 ダンスの楽しさを味わうには一寸時間がかかると思って練習した方が良いようです。焦らず、急がず着実に。
 今回勉強するのは音楽が少し遅めのワルツです。曲が遅いと優雅で陰影があって、そのムードが何とも言えない心理状態を作り出すので愛好家が多いですね。
 
 
ステップ
 本書にはステップが5つ掲載されてますが、これでパーティに踊りに行くには、少し足りないかもしれません。しかし、ワルツを踊るための最小のステップ数ですので、まずはこれをマスターすることが先決です。
 このステップを覚えれば、ウインナワルツにも応用がききます。ただし、ウインナワルツではチェックバツクを使いません。
ステップ名
1 左足からのクローズ・ドチェンジ(リヴァースからナチュラルへの)
2 ナチュラル・ターン
3 右足からのクローズド・チェンジ(ナチュラルからリヴァースへの)
4 リヴァース・ターン
5 チェック・バック
 
アマルガメーション
 ステップのbPからbSまでを続けるとLODに沿って部屋を進むことができます。
コーナーに来てこれを続けることができなくなったときにチェック・バックを使いましょう。チェックバツクを使うことによって、コーナーを曲がって、新LODにナチュラルターン、クローズド・チェンジ、リヴァース・ターンと続けることができます。
 
LODに沿って進むことと方向を変えて新たにLODに沿って進む感覚をつかみましょう。男性の方向に対する感覚は、女性をリードし、次にどのようなステップを使うかなど瞬時に判断しなければならないことは今後必要になってきますが、それの最初の訓練と思ってください。
 
音楽
 ワルツの音楽は二種類ありますが、少し遅めの曲を選ぶと良いでしょう。リズムは三拍子です。一拍目にアクセントがあるので、そこがステップの第一歩を踏み出すところです(参考:上級になると三拍目からステップする場合が多い)。
 
 
リード&フォロー
 ブルースのところでも書きましたが、お腹で押したり手で引いたりして女性に負担をかけないようにしましょう。強引な力を発揮したリードは女性に嫌われます。

ワルツに特有な動き
 ワルツでは、独特の動きとして、ライズとロワー及びスウェイがあります。今の段階では技術的に難しいので、しない方がよいでしょう。ステップにも慣れて余裕が生まれた段階で用いましょう。とりあえずどのような動作かを説明しますが、説明に限界を感じます。技術的にもっと向上してから修得しましょう。
 サークル等では初心者の段階から説明している指導者がいることを聞きました。変な癖をつけないためにも初歩の段階では用いない方が良いと思います。
 (1) ライズ&ロワー
   ワルツに特有な動きです。ライズは上体が上に上がる(伸びる)こと、ロワーは膝をゆるめる動作です。
 (2) スウェイ
   回転に伴い、上体が回転の内側に傾く動作です。
 
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