練習に当たっての注意事項
1 己を知れ
 練習場などでダンスの練習をしている人たちを見ていると、相手を責めてばかりいる様子をしばしば目にします。
 その言い分は、「自分は出来ているが相手ができていない」だから間違いや出来ていないところを指摘する、というものです。
 しかし、二人の言い分を客観的に分析すると、相手を責めている本人ができていない場合が圧倒的に多いものです。そのことに気づくことが出来ない人が何と多いことでしょうか。出来ていないのは「お互い様」の場合が多いのです。あなたに心当たりはありませんか?

 ダンスの練習は二人で行うものです。相手に対して、威圧的に強く言えば心理的に苦痛が伴い、反発する感情が生まれ、意欲を失い、出来るものも出来なくなるでしょう。パートナーシップは敵対関係ではなく、協調関係であることを忘れないで欲しいのです。
 そのためには、練習でうまくいかなかった場合に、まず、相手を非難する前に「自分は出来ているのだろうか」と謙虚に自問自答し分析してみることです。そうすると、自分が手来ていないことに気づくはずです。

 いつも出来ない原因は自分にあるのではないだろうかと反省や検討する謙虚さは、ダンス人には特に必要に思います。その反省の上にたって、二人でその原因を検討してみては如何でしょうか。そうすれば話し方や相手に対する対応が柔らかくなり、練習がうまくいくことでしょう。

 先輩や周囲の人がやっているからといって悪しき行為は真似をしないことです。お互いにいがみ合いが続いたりした場合や、自分ができていないと反省する人は徐々に寡黙になっていきます。
寡黙になるとそれが不満だと言うパートナーもいるようですから、難しいものですね。

2 他人を気遣え
 練習はカップルだけが上手くいけば良いと思って行っている人が多いように思います。例えば、練習場で、他のカップルが進行していく方向が分かっていながら、進路の途中に立って進入を妨げることなど、配慮に欠けている人が多いですね。